腰痛と内臓の関係性とは？実は“骨や筋肉だけ”が原因じゃない理由

皆さんこんにちは！
京都府宇治市六地蔵にある
美容鍼・整体サロン京美です！

「腰が痛い＝筋肉や骨の問題」
そんなイメージを持っている方は多いですが、実は 内臓の状態が腰痛を引き起こすケース が少なくありません。

当院にも、
「マッサージへ行っても腰痛が治らない」
「姿勢を整えても違和感が残る」
そんな方が来院され、原因を深掘りすると 内臓由来の腰痛 が見つかることがあります。

では、なぜ内臓と腰痛がつながるのでしょうか？



なぜ内臓が悪いと腰が痛くなるの？

内臓疲労 → 反射で筋肉が緊張する

内臓が疲れていると、身体は守ろうとして周囲の筋肉を緊張させます。
特に腰とつながりの強い内臓は…
腎臓（腰のすぐ後ろにある）
大腸・小腸（腰椎と靭帯でつながる）
肝臓・胃（筋膜のつながりで姿勢に影響）

これらが疲れると、まるで「腰の筋肉が張っている」ような症状が出ます。



内臓の位置が下がる「内臓下垂」

ストレスや呼吸の浅さ、筋力低下によって内臓が下がると、
お腹側の重さが増えて腰が反りやすくなる → 慢性腰痛へ。

特に女性に多い傾向があります。



ファシア（膜）を介したつながり

内臓は “ファシア” という膜で体中と連結しており、
内臓の硬さが腰椎や肋骨の動きを制限してしまいます。

たとえば…
大腸 → 腰椎の回旋制限・右腰の痛み
腎臓 → 体側の張り・腰の重だるさ
肝臓 → 右肩〜背中の筋緊張 → 腰の代償動作

筋肉をほぐしても改善が少ない人ほど、この連鎖が関係していることが多いです。



内臓が原因の腰痛に多い症状
朝より夕方のほうが腰が重い
腰より「お腹」の方が張っている感覚
食後やストレス時に痛みが強くなる
反り腰・猫背が繰り返し戻る
マッサージでは改善しない

1つでも当てはまる方は、内臓の働きが少し落ちているサイン。



京美でのアプローチ

内臓の可動性（モビリティ）を整える

内臓は本来、呼吸に合わせて上下左右に動いています。
この動きが硬くなると腰にも負担がかかるため、
整体・鍼灸で 内臓周囲のファシアをゆるめるアプローチ が有効です。

呼吸と姿勢を整える

横隔膜の硬さ → 内臓の動きが悪化 → 腰へ負担
という流れを断つために、呼吸改善は欠かせません。

腰だけでなく「お腹」を診ることが大切

腰の痛みの原因が腰にないケースはとても多いです。
お腹の緊張をゆるめるだけで痛みが軽くなる方も少なくありません。



まとめ

腰痛は必ずしも「筋肉の使いすぎ」や「骨のゆがみ」だけではありません。
内臓の疲れ・下垂・ファシアの緊張など、見えない部分の影響で起こることが多く、
その場合は 腰だけを施術しても根本改善しにくい もの。

「何をしても腰痛が良くならない」
そんな方ほど、内臓へのアプローチが必要かもしれません。