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関節が動かないと肩こりと腰痛の原因に?

ジョイントバイジョイント理論から見る腰痛、肩こり

【専門家が解説】ジョイントバイジョイント理論から見る腰痛、肩こりの原因とは?

こんにちは。京都にある
KYOTO醍醐整体院、鍼灸院です。

今回は、慢性的な腰痛や肩こりの原因を「ジョイントバイジョイント理論(Joint by Joint Theory)」という視点からわかりやすくご紹介します。

ジョイントバイジョイント理論とは?

ジョイントバイジョイント理論は、アメリカのトレーナー、マイク、ボイル氏と理学療法士のグレイ、クック氏が提唱した、関節の役割に着目した運動理論です。

この理論では、私たちの体の関節は「安定性が必要な関節」と「可動性が必要な関節」が交互に並んでいると考えます。
例えば
足関節、股関節、胸椎(背中の上部)肩関節は可動性
動きが大きい関節なので動かす役割があります。
膝関節、肩甲骨、腰椎などは動きは小さいが体を支える、安定させる役割があります。

腰痛の原因とジョイントバイジョイント理論

腰椎には「安定性」が求められます。
しかし、本来可動性があるべき股関節や胸椎の動きが硬くなっていると、体はその代わりに腰で動こうとします。

結果的に、腰が本来以上に動かされてしまい、痛みが出るというわけです。

例えばこんな方は要注意
長時間のデスクワークで猫背気味
股関節が硬くて前屈が苦手
腰を反ると痛いが、動かさないともっと辛い

これらは腰が“代償運動”で無理をしているサインかもしれません。


肩こりの原因とジョイントバイジョイント理論

肩こりの主な部位は僧帽筋上部や肩甲骨まわりです。
ここで注目すべきは、肩甲骨とその土台である胸椎の動き。

胸椎は「可動性」が必要な関節ですが、現代人は猫背姿勢でここが固まりがち。
そうすると、肩甲骨(本来は安定性が必要)が不安定になり、肩関節も正しい動きができなくなります。

結果、肩や首周りに過剰な緊張が生まれ、慢性的な肩こりに繋がるのです。


◆ 改善のポイント 痛い場所だけが原因じゃない!

ジョイントバイジョイント理論の大切な視点は、「痛みが出ている場所=原因の場所ではない可能性がある」ということです。

腰痛の原因が「股関節の硬さ」だったり
肩こりの原因が「胸椎の可動性のなさ」だったり

こうした「本当の原因」を見極め、適切なアプローチをすることが、根本改善につながります。



当院での施術アプローチ

KYOTO醍醐整体院、鍼灸院では、ジョイントバイジョイント理論をベースに、全身のバランスをチェックしながら施術を行っています。
動きのチェック
骨格や筋肉の調整
必要に応じた鍼灸や美容鍼
自宅でできるエクササイズの提案

など、症状の根本改善を目指します。


まとめ

ジョイントバイジョイント理論は、関節ごとの「役割」を重視した理論
腰痛や肩こりは、痛みの出ている場所に原因があるとは限らない
本来動くべき関節が硬くなると、他の部位が代償して痛みが出る
根本改善には、全身の評価と調整が必要

腰痛、肩こりでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの体の“本当の原因”を一緒に探し、健康な体づくりをサポートします。